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麦焼酎の生産地には、長崎県壱岐島と大分県の二つに大きく分かれます。
壱岐島の麦焼酎は他の地域の麦焼酎が及びもつかないほど歴史が古く、島の文化として定着していることから、1995年に産地指定を受け、壱岐島で生産される麦焼酎は「壱岐焼酎」と呼ばれます。しかも「壱岐焼酎」には厳格な決まりがあり、原料に米と麦を1対2で使い、島内の水を使って仕込み、島内で蒸留・容器詰めしたものだけが「壱岐焼酎」と表示できるのです。米麹を使いことで味わいに奥行きと幅がでるのが壱岐焼酎の持ち味です。
いっぽう大分県の麦焼酎は1970年代に入ってから急成長しました。麹にも麦を使った麦100%の麦焼酎が主流で、減圧蒸留で造られたクセのないライトな口当たりが人気を集めています。
実は、かつての麦焼酎は、麦固有の特徴が強くでるクセの強いお酒だったので、あまり一般的なものではありませんでした。それが、蒸留法と貯蔵法の技術変革により飲みやすい麦焼酎に変わったのです。
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