ワインのイベントNo.1 ボージョレーヌーボーとは?

 毎年11月頃になると、ボージョレーヌーボー解禁の話題をよく耳にするようになります。ボージョレーヌーボー解禁は、1970年代に航空機の発達に伴って日本に入ってくるようになりました。日本に入ってきてから40年あまり、もうすっかり馴染み深いワインのイベントになりました。毎年出される派手なコピーのイメージが先行して、どんなワインなのかよく分からない方も多いのではないでしょうか?
そこで、ボージョレーヌーボーとは一体どんなワインなのか紹介したいと思います。

ボージョレーヌーボー解禁日

【1.ボージョレーヌーボーとは】
 ボージョレーとは、フランス東部ブルゴーニュ地域圏ボージョレーのことで、ヌーボーとはフランス語で新酒のことを言います。ですから、ボージョレーヌーボーとは、ボージョレーの地酒のうち、その年に採れたぶどうを使って生産される新酒のことを言います。
 毎年11月の第三木曜日にその年のボージョレーヌーボーが解禁されます。以前はキリスト教の聖人サン・マルタンの日である11日に解禁日が設定されていましたが、その日が無名戦士の日になってしまったことから、聖タルベールの日である15日に解禁日が移りました。しかし、日にちを固定すると、土日に解禁日が来てしまい、売り上げが落ちる年が発生するとの懸念から現在の第3木曜日がボジョレーヌーボーの解禁日となりました。


【2.ボージョレーヌーボーの製法】
 ボージョレーヌーボーは、外部から炭酸ガスを注入する、炭酸ガス浸潤法という通常のワインとは少し異なった製法によって作られます。そのため、鮮度が保たれ爽やかな香りが特徴の軽めでまろやかなワインに仕上がります。


【3.一番美味しい飲み方】
 一般にワインは冷やしすぎると渋みが強く出てしまい、飲みにくくなるので控えたいのですが、ボジョレーヌーボーは先述のように、炭酸ガス浸潤法という特殊製法によって作られているので、冷やしても渋みが出にくいと言われています。爽やかな風合いのワインなので、冷やして味わうのが一番のおすすめです。また、ワインは一般的には寝かせると美味しくなると言われているが、ボージョレーヌーボーは、基本的に早く飲んでしまった方が美味しいです。


 今年ももうすぐボジョレーヌーボー解禁の季節です。年に一回の大きなワインイベントですから、ボジョレーヌーボーを是非お楽しみください。
 癖があまりないさっぱりとした味わいですから、ワインを飲んだことのない人にもおすすめです。解禁日をきっかけに、気に入ったらワインを解禁してみてください。


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