赤ワインに詳しくなれる、おすすめの飲み方

今回は普段飲んでいる赤ワインをもっと美味しく飲んで、更に詳しくなれるおすすめの飲み方についてご紹介します。

赤ワインに詳しくなるには飲み方を工夫するのも大切
まずは飲む温度です。
赤ワインのボリュームを表す用語として「ボディ」が使われますが、これはワインのタンニン量(渋み)やアルコール感、コクや凝縮感などの大きさを表すものです。ボリューム感があり渋みが強いものを「フルボディ」、あっさりして軽いものを「ライトボディ」、中間のものを「ミディアムボディ」と言います。
赤ワインの場合、温度が低すぎると渋みを強く感じてしまい、温度が高すぎるとフルーティーさがなくなってアルコールも蒸発してしまいます。この点を考慮して、フルボディの赤ワインは16度~18度、ミディアムボディは14度~16度、ライトボディは12度~14度が適温と言われています。
またボジョレー・ヌーボーのような早飲みタイプの若い赤ワインは10度~14度に冷やすことで味が引き締まり適温とされていますが、ヴィンテージものの赤ワインは冷やさない方が香りが広がります。このように、適正な温度で飲むことでしっかりとそのワインの良さを楽しめます。

温度を調整したら、次はデキャンタージュです。
充分に熟成している状態のワインには必要はありませんが、栓を抜いた時に鉄やインクのような青くさい香りがする熟成途中の若い赤ワインは、美味しく味わうためにデキャンタージュが必要です。味のかたい「閉じた」状態のワインは、ボトルから別の容器(デキャンタ)に移すこと(デキャンタージュ)によって空気に触れさせワイン本来の風味を取り戻し「開かせる」ことが出来ます。そして飲む前にグラスを回しながら更に空気に触れさせることで渋みがまろやかになり、味わいに格段の差が出ます。

ワインを注ぐグラスを使い分けることもポイントです。
赤ワインは白ワインに比べて味わいや香りの要素をより多く含んでいるので、その複雑な香りや味わいを引き出すためには大ぶりのワイングラスが必要です。更には濃い赤色のワインであればタンニンの量が多く渋みや苦みを強く感じるため、飲み口のすぼまりが緩いグラスの方がまろやかに感じられ、明るい色であれば渋みが控えめなので、ふくらみが大きく飲み口がすぼまっているグラスで飲むと果実味と酸味がエレガントに感じられます。

これらのことを踏まえて、カルベネ・ソーヴィニヨンとピノ・ノワールと言うように品種で飲み比べてみたり、同じ品種のものでヴィンテージで飲み比べたりしてみると赤ワインの奥深さをより知ることが出来ます。


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